馬肉は安心・安全な食肉です
馬肉は他の食肉と比べて、安全性が高く、アレルギーのリスクも低いことで知られています。
- 馬はBSE(狂牛病)や口蹄疫、菌などの影響を受けにくい動物です
口蹄疫などは偶蹄類の家畜で発生しており、馬は奇蹄類であることからそのリスクが低いとされています。さらに、馬は「反芻動物」ではありません。そのため、腸管出血性大腸菌(O157等)のリスクも低いといわれています。反芻動物(複数の胃がある)は腸管出血性大腸菌を保菌しているケースがありますが、馬は胃が1つしかなく、反芻動物ではないので、長官性大腸菌のリスクが低いと考えられています。
*『馬肉新書』より抜粋。 - 薬品使用の少ない、健全でクリーンなお肉
馬は内臓が小さく、抗生物質やホルモン剤が使われにくいため、薬剤残留の心配が少ない、健全な肉質を保っています。 - アレルギーの原因になりにくい
馬肉は、厚生労働省が定めるアレルギー表示の特定原材料に含まれていません。抗原性が低く、アレルギーを起こしにくい食肉です。
(※すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません) - 冷凍処理で寄生虫対策も万全
馬肉に付着することがある寄生虫「ザルコシスティス・フェアリー」による食中毒を防ぐため、
当社では適切な冷凍処理(中心温度で-20℃で48時間・-30℃で36時間・-40℃で18時間)を実施しています
これにより、安全に馬肉をお楽しみいただけるよう徹底しています。
食べて整う”馬肉のちから
馬肉の赤身部分には、良質なタンパク質が豊富に含まれており、ペプチドという成分も含まれています。ペプチドは、一般的に健康維持に役立つ成分として注目されています。
また、馬肉の脂肪は、他の食肉に比べてあっさりしており、不飽和脂肪酸(オレイン酸・リノレン酸)を多く含んでいます。
これらは必須脂肪酸と呼ばれ、栄養学的に健康的な脂質として知られています。
からだ想いの栄養肉
馬肉は牛肉の約3分の1、豚肉の約半分ととても低カロリーで、しかも高タンパク・低脂肪・鉄分・グリコーゲンが豊富なヘルシーなお肉です。
🥩 馬肉と他のお肉の栄養比較(100gあたり)
| 項目 | 馬肉 | 牛肉 | 豚肉 |
|---|---|---|---|
| カロリー | 100 kcal | 297 kcal | 202 kcal |
| 脂肪 | 2.5 g | 23.3 g | 12.8 g |
| タンパク質 | 20.1 g | 18.4 g | 18.4 g |
| 鉄分 | 4.3 mg | 1.3 mg | 1.1 mg |
| グリコーゲン | 2,290 mg | 674 mg | 432 mg |
- 不飽和脂肪酸が豊富
馬肉の脂肪は、体にやさしい不飽和脂肪酸(オレイン酸・リノレン酸)が豊富。これらは一般に必須脂肪酸とされ、栄養面で注目されています。
融点も低いため、口どけが良く、脂っこさを感じにくいのも特長です。 - 良質なたんぱく質とペプチド
馬肉に含まれるたんぱく質にはペプチドが多く含まれ、体を構成する重要な成分として知られています。 - ミネラルもたっぷり
馬肉には、からだにうれしい鉄分やカルシウムなどのミネラルがたっぷり。しかも鉄は「ヘム鉄」と呼ばれ、体にスムーズに吸収されやすい形です。
効率よく、しっかりチャージできます。 - エネルギー補給にもおすすめ
馬肉はグリコーゲンを多く含み、素早くエネルギーに変わる特長があります。運動前の栄養補給や、健康的なダイエット食としても注目されています。
馬肉は世界でも親しまれる栄養食
フランスなどでは昔から、アスリートや美容意識の高い人々に支持される食材として知られています。日本でも、薬膳料理の一つとして親しまれてきました。
美味しさだけでなく、健康を意識する方にも嬉しい馬肉。毎日の食卓に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
